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CHAPTER 3. LOOING-GLASS INSECTS
1. […]―why, what are those creatures, making honey down there? They ca'n't be bees―nobody ever saw bees a mile off, you know―”and for some time she stood silent, watching one of them that was bustling about among the flowers, poking its proboscis into them,“just as if it was a regular bee,”thought Alice. However, this was anything but a regular bee: in fact, it was an elephant―[…]
原文には象が飛んでいるとはどこにも書かれていない。 もともとこのエピソードはミツバチが蜜を吸う器官の口吻を表す単語 proboscis が、象などの長い鼻のことも差すことから、思いついたのだろう(proboscis で検索すると、一番多くヒットするのはテングザルだったりする)。 そこで bustle(忙しく動く)という具体性を欠いた動詞をわざと使って、蜜蜂なら飛び回っている、象なら歩き回っている、と、どちらにも読めるようにしているように見える。 だが、そもそも蜂のように見えたのだから、飛んでいたと見るのが自然だ(花には茎があるようだし、長い枝で象を払い除けるといったことも書かれているし、アリスの驚きぶりからしても)。 とすれば、『フシギ』には、有り得ないことを表す「豚が空を飛ぶ」という言葉が出てきたが、『鏡』ではさらに上をいって、象を飛ばせたわけだ。 そんなわけで、テニエルは挿絵を描いていないのだが、ピーター・ニューエルは耳で羽ばたかせ(ディズニーの『ダンボ』より前)、マルカム・アシュマンは羽を生やさせている。 面白いのが佐々木マキの絵で、風船みたいにポワンと空中に浮いている(か、空中を歩いている?)。 ブライアン・パートリッジのものは象と蜂のハイブリッドといった風情だ。 キャロルがどう考えていたかはよく分からないが(飛んでいるなら当然羽がある、ということかもしれない)、「耳ではばたいて」飛ぶというのは、これ以前からそういう表現があったのでなければ、そうと書いていない以上、キャロルの想定していたことではないだろう。もしかして、ニューエルのアイデアがこの最初のものなのだろうか。
2.“It'll never do to go down among them without a good long branch to brush them away―and what fun it'll be when they ask me how I liked my walk.[…]
they them が多くてややこしい。はじめの them は flowers で、二番目の them は elephants で、最後の they は家の人などを指している総称の they か。
3. In a moment everybody was holding out a ticket: they were about the same size as the people, and quite seemed to fill the carriage.
ここの they を乗客のこととしている訳が非常に多いが、これは切符のことだろう。 BBC制作のドラマでもそんな感じだ。 山形浩生氏の訳ではスソアキコ氏の挿絵もそのように描かれている。
4.“Now then! Show your ticket, child!”the Guard went on, looking angrily at Alice. And a great many voices all said together (“like the chorus of a song,”thought Alice)“Don't keep him waiting, child! Why, his time is worth a thousand pounds a minute!”
アメリカ英語なら車掌は Conductor で「指揮者」と同じになるのでよけいに面白かったかも。
5.“Don't make excuses,”said the Guard:“you should have bought one from the engine-driver.”
普通なら車掌が切符を売ってくれそうなものだ。 でも、何やらいろいろ調べたあげく、何も請求せずに行ってしまう。不思議だ。
6. At last he said,“You're travelling the wrong way,”and shut up the window and went away.
何とも意味深な発言だ。 間違った方向とはどういうことだろう? 鏡なのでそれでいいのだろうか? それともクイーンになるのを目指すのが間違っているということなのだろうか?
7. 乗客の会話は should . ought to . ought to . have to . must . must . must . must . 命令形、と、エスカレートしていく。
8. he went on with‘She'll have to go back from here as luggage!'
作家のいしいしんじ氏はシカゴからチャールストンまで郵便飛行機で小包として送られたことがあるそうだ。(『読んで、訳して、語り合う。都甲幸治対談集』)
9. […]“She must be sent as a message by the telegraph—”“She must draw the train herself the rest of the way—”and so on.
as a message はどう解するべきだろう。また train にはドレスのすその意味があるそうだ。 拙訳はまるっきり変えてしまったが、この当時はまだ踏切なんてなかったかなあ。
10. 蚊は何故かアリスにジョークを言わせたがるのだが、もしかして、キャロルに「こんなしゃれはどうか」と言ってきたり書いてきたりする人が実際にいたんだろうか? ところで、『岩波国語辞典』には「へたな洒落はやめなしゃれ」という例文が載っているそうな。
11. gnat は英国では蚊も含むのだが、ブヨだと思われている地域もあるかもしれない。 テニエルが挿絵を描いていないのではっきりしないのだが、他の画家の場合はたいてい蚊として描いているようだ。 アリスは刺されることを心配しているが、蚊なら産卵期の雌しか刺さないので、この蚊が雄なら大丈夫。 ところで蚊は車内では小さいのに、カブトムシはけっこう大きいようだ。
12. It certainly was a very large Gnat:“about the size of a chicken,”Alice thought.
chicken がヒヨコかニワトリかは解釈が分かれている。 アリスと一緒のところを挿絵に描いているのはピーター・ニューエルぐらいだろうか。 こちらはニワトリよりも大きいぐらいに描かれている(参考)。 羽や脚を別にして体つきだけならこれがニワトリ大ということになるのかもしれない。 逆に羽を広げた状態でニワトリ大なら、体つきはヒヨコ並と言っていいかも。 とにかく体形が違い過ぎるので想像しにくい。 ヒヨコ並みでも蚊としてはやたらと大きいに違いないし、それぐらいの方が可愛げがあって、アリスが怖がらないのも納得しやすい。 それに小枝にとまったり、アリスのまわりを飛び回ったり、ためいきと共に消えてしまう(ためいきで自分を遠くにやってしまう)ところも想像しやすい。 ただ、細っこい虫であることを考えれば、全体としてもっと大きくても体重は軽かろうから、小枝にだってとまれるかもしれないし、飛び回ったり消えたりするのも無理とは言えない。 また、羽がけっこう大きくないとアリスをあおいでやるのも難しそうだ。 それにヒヨコなら chicken と言わずに chick と言ったのではないかとも思うが、はてさて、どうなんだろう。 また、『鏡』ではアリスの大きさは全体を通して変わらないが、これ以降、相手の大きさに言及することはなくなる。蚊の紹介する昆虫たちは小さそうだが、他の本来小さな生き物は皆、アリスと対峙できるような大きさになって現れ、アリスもいちいち驚かない(ウサギ、カエル、スズメバチなど)。
13.“What's the use of their having names,”the Gnat said,“if they won't answer to them?” “No use to them,”said Alice;“but it's useful to the people that name them, I suppose. If not, why do things have names at all?”
『ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密』(岩波科学ライブラリー 259 広瀬友紀著 p.73)に「それから、2歳の子どもでもすでに、生き物には個体ごとに名前がついているのが普通だけど、モノにはふつう個体ごとの名前はついていないということも、わかったうえで判断しているようです。」とあった。
14. 虫の名前の訳を発表された順にまとめてみた。同じ訳の翻訳者名は/のあとに列記。
Rocking-horse-fly(Rocking-horse+Horse-fly) 「ロッキング・ホース・フライ」(ロッキング・ホース+ホース・フライ)楠山正雄 「揺り木馬ばえ」(揺り木馬+馬ばえ)岡田忠軒 「ユスリウマバエ」(揺すり馬+ウマバエ)生野幸吉/(ゆする+ウマバエ)高山宏(青土社版、『詳注アリス』) 「揺り木馬」多田幸蔵 「ユリウマバエ」(揺り馬+ウマ蠅)高山宏(東京図書版)/矢川澄子、河野騎一郎、(揺り木馬+ウマバエ)安井泉 「ユリモクバチ」(揺り木馬+ハチ)芹生一 「木馬ばえ」(木馬+馬ばえ)石川澄子 「揺り木馬蠅」(揺り木馬+馬蠅)高杉一郎/柳瀬尚紀(「ロッキングホースフライ」と振り仮名)、久美里美 「揺りウマバエ」(揺りウマ+ウマバエ)北村太郎 「羽のある木馬」(←「ユスリ蚊」)中山知子 「ユリモクババエ」(揺り木馬+ウマバエ)稲木昭子・沖田知子(『アリスの英語2 ―鏡の国のことば学―』)/楠本君恵/柴田元幸(「ロッキング=ホース=フライ」とルビ) 「木馬バエ」(木馬+馬バエ、ウマバエ)宗方あゆむ/脇明子、山形浩生 「アブネエ」(アブ+ねえさん)河合祥一郎 「ゆり木馬バエ」(ゆり木馬+ウマバエ)佐野真奈美 「木馬虫」杉田七重 「ユリモクバエ」(ユリモクバ+ウマバエ)芦田川祐子/稲木昭子・沖田知子(『アリスのことば学2 鏡の国のプリズム』) 「ユラセキノウマバエ」高山宏(亜紀書房版) 「木馬エ」(木馬+ハエ)小笠原宏子
Snap-dragon-fly(Snap-dragon+Dragon-fly) 「スナップ・ドラゴン・フライ」(スナップ・ドラゴン+ドラゴン・フライ)楠山正雄 「火とんぼ」岡田忠軒/多田幸蔵 「火ブドウトンボ」生野幸吉 「燃えぶどうトンボ」高山宏(東京図書版) 「トウシントンボ」芹生一 「火吹きとんぼ」石川澄子 「干しぶどうトンボ」(「スナップドラゴンフライ」と振り仮名)高杉一郎 「火果とんぼ」柳瀬尚紀 「コドモアソビトンボ」北村太郎 「ヒアソビトンボ」矢川澄子 「たんこぶトンボ」中山知子 「ブドウモエトンボ」(燃えブドウ+トンボ)稲木昭子・沖田知子(『アリスの英語2 ―鏡の国のことば学―』) 「火トンボ」(←「蚊トンボ」)宗方あゆむ 「トンボウボウ」脇明子 「スナップ・ドラゴンフライ」(スナップ・ドラゴン+ドラゴンフライ)山形浩生/佐野真奈美 「燃えレーズントンボ」河野騎一郎 「カトウトンボ」(火頭とんぼ、果糖とんぼ)安井泉 「火葡萄蜻蛉」久美里美 「トンで火に入る冬の怒りんボ」河合祥一郎 「トンボ火ニ入ルクリスマスノムシ」杉田七重 「クリスマスプレゼントンボ」(クリスマスプレゼント+トンボ)芦田川祐子 「トシノセゴクラクトンボ」高山宏(亜紀書房、青土社版) 「モエトンボ」(燃えぶどう取り+トンボ)稲木昭子・沖田知子(『アリスのことば学2 鏡の国のプリズム』) 「ゴクラクトンボ」高山宏(『詳注アリス』) 「カトンボ」(火+トンボ)楠本君恵 「プッチントンボ」小笠原宏子 「スナップドラゴン=フライ」(スナップドラゴン+ドラゴン=フライ)柴田元幸
Bread-and-butterfly(Bread-and-butter+Butterfly) 「パン・バタ・フライ」(バタつきパン+バタフライ)楠山正雄 「パタつきパンフライ」(バタつきパン+バタフライ)岡田忠軒/多田幸蔵 「ハバタキチョウ」(はね+バタパン+チョウチョウ+羽ばたき)生野幸吉 「バタつきパン蝶」(バタつきパン+蝶々)高山宏(東京図書版) 「ウスチャチョウ」(うすいお茶+チョウチョウ)芹生一 「ブレッタンドバタばえ」石川澄子(何故かハエに……) 「バターつきパン=チョウチョウ」(「ブレッドアンドバタフライ」と振り仮名)高杉一郎 「バタパン蝶」(←「バターに 「バタツキパンチョウチョウ」(バタツキパン+チョウチョウ)北村太郎 「バタツキチョウ」(バタフライ+バタつきパン+チョウ)矢川澄子 「バタバタフライ」中山知子 「パンニバタフライ」(パンにバター+バタフライ)稲木昭子・沖田知子(『アリスの英語2 ―鏡の国のことば学―』『アリスのことば学2 鏡の国のプリズム』) 「バターつきパン蝶」(バターつきパン+蝶々)高山宏(『新注 鏡の国のアリス』) 「アゲパンチョウ」(あげパン+アゲハチョウ)宗方あゆむ 「チョウショクパンチョウ」(チョウチョウ+食パン+朝食)脇明子 「バターつきパンチョウ」(バターつきパン+ 「ヤキタテハ」(焼きたて羽)安井泉 「バタツキ蝶」(バタフライ+バターつきパン+蝶々)久美里美 「超ショック」(驚くべき驚異のチョウ+朝食)河合祥一郎 「パンとバターフライ」(パンとバター+バタフライ)佐野真奈美 「朝食蝶」杉田七重 「チョウチャ」(チョウチョ+お茶)芦田川祐子 「アサカラゼッコウ蝶」高山宏(亜紀書房版) 「アサカラゼッコー蝶」高山宏(青土社版) 「アサカラゼッコウチョウ」高山宏(『詳注アリス』) 「ブレッド・アンド・バタフライ」楠本君恵 「チョウショク」小笠原宏子 「ブレッドアンドバタフライ」(ブレッドアンドバター+バタフライ)柴田元幸
拙訳では、Rocking-horse-fly の要素の horse-fly は、どちらかと言えばハエよりアブのイメージのようだし、虫の名をあげるのにハエから始めるのもなんだかなあ、と思ったが、アブでの訳は思いつかなかった。 ウマバエは検索したら生態が気持ち悪かったのでやめた。
15.“[…]It's made entirely of wood, and gets about by swinging itself from branch to branch.”
「swing A+副詞」で、「弧を描くように〜をすばやく動かす 副詞は方向の表現」と辞書にある。ここでは揺り木馬を揺することと、弧を描くように素早く動くことをかけている。
16.“and it makes its nest in a Christmas-box.”
『日本大百科全書(ニッポニカ)』の「クリスマス」の項に「クリスマスの翌日は、最初の殉教者聖ステパノの祭日。この日はイギリスではボクシング・デイBoxing Dayとよばれ、クリスマス・ボックスといって教会に備え付けられた寄付金の箱をあける日であった(略)」とあった。 巣を作るにはクリスマスプレゼントの箱よりこちらの方がふさわしいだろう。 ただし、本来のトンボは巣を作らないし、幼虫のヤゴは水生昆虫だ。
17. Alice went on, after she had taken a good look at the insect with its head on fire, and had thought to herself,“I wonder if that's the reason insects are so fond of flying into candles――because they want to turn into Snap-dragon-flies!”
はじめ、なぜアリスが「虫たちは Snap-dragon-flie になりたいんだ」と考えるのかよく分からなかったが、下笠徳次氏の著書に on fire は比喩的に excited の意になるとあり、辞書にもそうあったので検索もしてみたら、「素晴らしい」という意味にもなるそうだ。(参照1・2) 当時からそのような意味合いで使われていたものかどうかは分からないが、もしもそうだったならアリスの考えにも納得がいく、と言うか、このように書かれていることの意味が通ると思う。 burning から on fire に言い換えているので、そこに意味があるには違いない。 拙訳ではそういったプラス評価の感じを出したかった。 悪い意味で良ければ、今なら「炎上してる」という言葉がすぐに思い浮かぶが。
18.“…Its wings are thin slices of Bread-and-butter, its body is a crust, and its head is a lump of sugar.”
角砂糖は1843年にチェコで発明されている(参照)ので、a lump of sugar は角砂糖でいいのだろうと思うが、テニエルの挿絵では(後ろ向きでやや分かりにくいが)そんなにはっきり四角くはない。 当時はそうだったのか、いろいろあったのか、ただの一かたまりということなのか、どうだろう。
19.“It always happens,”said the Gnat. After this, Alice was silent for a minute or two, pondering. The Gnat amused itself meanwhile by humming round and round her head: at last it settled again and remarked“I suppose you don't want to lose your name?”
It always happens というのは普通「よくあることだから気にするな」といった、はげましの言葉として使われるようだが、「よくある」ということに、かえってアリスは考えこむことになる。 蚊がどういう気持ちで言ったのか、だが、amused oneself には、「気晴らしをする」「気分を慰める」といった意味合いがあるそう(参照)なので、蚊にとってもまるで平気な話題といったわけではないようだ。 そうすると、そのあとの settled というのも動作と気持ちの両方にかけているのだろう。 また、humming は羽音と鼻歌(ハミング)をかけているのだと思う(無線のハム音なんかも同じ hum だ)。
20.“Well, if she said‘Miss,' and didn't say anything more,' the Gnat remarked,“of course you'd miss your lessons. That's a joke. I wish you had made it.” “Why do you wish I had made it?”Alice asked.“It's a very bad one.”
そんなにひどいジョークかな、と思ったが、考えてみると、『フシギ』も『鏡』もジョークだらけの作品なのに、主人公のアリスがジョークに笑う場面はないのだった。 ほとんどのジョークが読者に向けられたものだということもあるが、作中のアリスは基本的に何でも真に受ける性格で、あまりジョークは解さないように見え、そのあたりは実在のアリス・リドルとは結構性格が違うんじゃないかとも思ったりした。
21. Then came another of those melancholy little sighs, and this time the poor Gnat really seemed to have sighed itself away,[…]
sigh は away の組み合わせとしては sigh away one's days で、「ため息をつきながら日々を過ごす」ぐらいしか見当たらないし、他動詞としては「〜と(〜を)ため息まじりに言う」といった使い方しか本来はないようだが、ここでは「ためいきでそれ自身を遠くへやる(消す)」という意味に読める。 ただ、little sighs とあって、あまり圧力を感じさせないので、それなのに、と思うと、蚊はせいぜいヒヨコ大ぐらいだったのかなあ、とも思えてくる。
22. Just then a Fawn came wandering by: it looked at Alice with its large gentle eyes, but didn't seem at all frightened. […] A sudden look of alarm came into its beautiful brown eyes, and in another moment it had darted away at full speed.
子鹿はテニエルの挿絵では二歳ぐらいの牡鹿のようだ。 建石修志、ピーター・ニューエル、R.イングペン、マルカム・アシュマンの挿絵は牝鹿かな? 目の色は brown とあるが、brown は一見黒い目と思えるものも表すそうだ。 暗い森なので、瞳も大きく丸くなっていたろうと思う(明るいところでは山羊と同じように瞳は横長になるらしい)。
23. […] She went on and on, a long way, but, wherever the road divided, there were sure to be two finger-posts pointing the same way, one marked‘TO TWEEDLEDUM'S HOUSE,' and the other‘TO THE HOUSE OF TWEEDLEDEE.'
道しるべの文字は本来、鏡文字のはずなので、アリスはこの世界に順応してスラスラ読めるようになったのかもしれない(もっとも、テニエルの挿絵では、文字が描かれている場合、みな普通の文字になっている。羊の店のウインドウの文字はまた別)。
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